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新盆

新盆。
昨年8月末に母を亡くし、私の役割から娘、介護が減りました。
台風の眼のような愛すべき母が亡くなって一年が経った今も、夜のクラスが終わってから帰ると
テレビを見ながら「おかえりー」と唇をとんがらせてベッドに座っている気がして…
瞼の裏に焼き付いている今は亡き母の姿に胸が熱くなります。

母は亡くなってもいたるところにいる。
残していった食器や、庭の草花。母といったいろいろな場所。
それは後悔とか悲しみとかではなく、ただただ懐かしくいとおしい思い出なのだ。

8月13日から16日までスタジオを休みとさせていただき母の新盆供養をしました。
遺骨はまだ献体に出ていったまま帰ってきておりませんが、お寺で法要を行い
お墓に魂を迎えに行きお塔婆とともに母を連れて帰ってきました。
その晩は遠くから来てくれた母の兄弟らとともに会食をしにぎやかなひと時を過ごしました。
15日、住職が自宅までお勤めに来てくださり、供養のお経をあげてくださいました。
お盆の供養の意味や歴史、インド仏教のお話なども聞けて感心しました。
そして暑い中、新盆の家一軒一軒まわり供養してくれる姿に本当に頭が下がります。

17日は灯籠流しに出かけました。
今は放射能の関係で川に入ることができないとのことで、
河原に並べて供養する「万燈会」となっているそうです。

灯籠流し1


前もってお寺に灯籠を申し込んでおいたので母の戒名がかかれた灯籠は
もうすでに並べられており、そこから自分のを見つけるのはかなり不可能に近いとお坊さんに
言われましたがだれからともなく夫、娘、息子と探し始めると・・・

「薫、あった!ふうちゃんがいた!」

灯籠流し2

奇跡は起こるものですね…
私より、私の夫に手を握ってもらい死にたいと言っていた母。
(残念ながら手を握っていたのは二人の娘たちでした!詳しくはここをクリックしてくださいね←
それほど私の夫を信頼してくれていた母は、やっぱり私の夫に見つけて欲しかったんだね。

6000個以上の灯籠に火がともり、川べりの60個の松明が勢いよく燃えている。
松明は水面にも映りだされそれはそれは幻想的でした。
6000あまりの亡き方々の御霊が空へと帰っていく…
帰り道、駐車場まで歩きながら打ち上げ花火を見た。
大きな音と共に夜空に咲く大輪の花々、それを楽しむ人々。
お年寄りも、若者も、小さな子供、赤ちゃん…
お祭りにも近い華やかな死者を弔う行事が、なんだかとても心地よい…母に合ってるね。
「さよなら、またね」

母の遺骨は来年に秋に帰ってくると連絡があり、生前、共同墓地でいいと
強がっていた母に背くことになりますが、母の実家のお墓に小さな墓石を立て、
母の両親達とともにそこに眠っていただくことにしました。

今日も空はきれいです。
母は千の風になって今日もそばにいてくれる。
ありがとう!








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